【インナーカラー】とは!?
ヘアカラーには『ハイライト』や『ローライト』『グラデーション』など様々なヘアカラーの施術方法があります。
その中でも『インナーカラー』とは髪型の内側にハイライトやポイントカラーを入れ明るさの明暗を分け印象を変えるヘアカラーです。
(厳密に言うともっと塗り方など細分化されると思いますが、ややこしくなるので今回は省きますw)
髪にヘアカラーを入れ綺麗に美しく艶のある髪に見せるためには、ワンカラーで均一に染めるのが最適だと思いますが、
インナーカラーは内側にあえて違うカラーを施し印象を変えるカラーになります。
内側に入れることで普段髪をおろした状態だとほとんど目立たない状態で過ごすことができますが、
例えば、アイロンでカールしたり編み込んでヘアセットしたりすることでチラッと見えるアクセントカラーになります。
艶のあるカラーも好きだけど、
『今回はいつもと違った事をしてみたい。』
『季節の変わり目だし印象を変えてみたい。』
『カットで軽い印象にしてみたいけど、クセがあるので広がるのが怖いしいつも重めのスタイルをオーダーしてしまう。』
そんな方の要望にお答えすることができるカラーになります。
【インナーカラー】のメリット
では、インナーカラーをすることで具体的にどのようなメリットが生まれるのでしょう。
一つ一つ説明していきたいと思います。
立体感や動きが出る!
内側に明るいカラーのハイライトや暗めのカラーのローライトなどのインナーカラーを入れる事で、ヘアスタイルの全体像に陰影をつけ立体的に見せる事ができます。
さらにヘアアレンジの際、アイロンやコテを使って髪の動きに変化をつける事でさらに動きを出す事ができます。
そして、普段広がってしまうので重めのシルエットにしがちな「髪にクセのある方」にとって重めのスタイルを変えずに軽やかな動きを出す方法の一つとなります。
コンプレックスの解消やイメージコントロールができる!
印象を決める上で顔の形や見え方が大きく関わってきますが、インナーカラーを入れることでコントロールすることができます。
例えば、
面長の人をふっくら見せたり、丸顔で幼い印象の方を大人っぽく見せたりすることもできます。
明るめのカラーを使い印象を膨らませたり、暗めのカラーを使って部分的に引き締めたりすることができるのです。
髪の明るさを部分的に変えることで見える印象を変えることができます。
『幼く見えてしまう印象を大人っぽく見せたい!』
『いつも実年齢より年上に見られてしまうので若々しく見せたい!』
などのお悩みをお持ちの方はスタイルチェンジだけでなく、インナーカラーを使って顔立ちの印象を変えるという事もご相談されてはいかがでしょうか?
色味を変えてアクセントを入れることでメイクやアクセサリー感覚でファッションを楽しめる!
前述したコンプレックスの解消に補足をするような形になりますが、インナーカラーを入れる方法としてこんな入れ方もできます。
例えば、
暖色系カラーをチークラインの一に入れ強調したり、よく使っているリップのカラーにインナーカラーを合わせて色を入れリップをより強調したり。
イヤリングやピアスを目立つように目線の集まる場所にインナーカラーを入れ強調したり。
入れる位置、明るさ、色味の種類で印象をコントロールする事が出来るのです。
アクセサリー感覚でアクセントをポイントで入れる事でより強調し、自信のある所をより目立たせる事も出来ます。
【インナーカラー】のデメリット
これからしてみたい!と言っている方にこんなこと発表するのも申し訳ないですが、インナーカラーをやる上で知っておいて欲しいデメリットもあります。
デメリットを知った上で施術に入った方が要らぬトラブルを事前に防ぐことができますので、その上で考えオーダーされるのがいいかと思います。
施術時間について
特殊カラーとしてカラーする部位を分けて塗布したり、ポイントで色を脱色したり、アルミやペーパーを使い塗り分けたりする必要があるため
普段のワンカラーとは違う技術を要するため、時間がかかります。
ワンポイントを入れる位置、数、色味によって様々ですが15分〜40分は平均的にかかってしまいます。
インナーカラーを相談する時は仕上がり時間がどれくらいかかるのか?という事を忙しい方、予定のある方は事前に確認しておくのが安全かと思います。
(もちろん美容師側からも聞かれなくてもお伝えするのが良いかと思います)
料金について
前述したように、特殊な技術、時間を要するインナーカラーは施術料金もプラスになります。
料金設定は平均¥1000〜¥6000くらいにおさまると思いますが、カラーを入れる範囲、入れるカラーの明るさや種類、ブリーチの有無によって様々です。
施術前に担当の美容師さんに確認した上でオーダーするのが良いと思います。
(これも美容師側から施術前に伝えられると嬉しいですね)
髪にかかる負担について
施術の内容にもよりますが、例えば
インナーカラーのポイントだけブリーチオンカラーなんていう色味を入れる場合や、インナーカラーの部分をハイトーンで染める場合はやはりそれ相当のダメージをかけてしまう事があります。
今の髪の状態からそれらのカラーを入れる事でストレスにならないか?という事も担当の美容師さんと相談されてから施術に入った方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヘアカラーの中でも特に印象を変える事ができるインナーカラーは
施術の仕方によってはガラリとイメチェンする事ができる施術です。
髪をあまり切りたくないけど印象は少し変えてみたい。
自分の気になっているコンプレックスの部分を解消したいけどなかなか方法が見つからない。
と言った方は担当の美容師さんとインナーカラーを1度相談されると、新しい自分らしいヘアスタイルが見つかるかも知れません。
ではまた。
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