ウルフカットってどんなスタイル??簡単なスタイル解説

そう思った事はありませんか?
新しいスタイルにチャレンジしたいと思ってもやったことのないスタイルだと普段の生活でどう扱うのか?
またどんな印象になるのかがわからない。
何となくチャレンジするのが億劫になってしまう
今回はそんなヘアスタイルの中からウルフカットの解説をしていこうと思います。
私はフリーランスで12年。
トータルで20年美容師を続けています。
活動拠点は東京近郊で、表参道で18年。
代々木で1年と少し、地方では千葉でもお仕事が出来る状態で今現在過ごしております。
世間でいうところのプロであり、一般の方よりも詳しい部分も経験もありますので、こんな人にオススメのヘアスタイルだよという様な事も少し交えながら記事を書いていければと思います。
ぜひご興味のある方は見て行って頂ければと思います。
○ウルフカットとは??
○他のスタイルとの比較
○ウルフカットで変わるイメージ
○ウルフカットのデメリット
○こんな人にオススメ
ウルフカットとは??
簡単に説明すると、ハイレイヤー(頭の高い位置にレイヤーを入れるスタイル)を入れ段差を用いてシルエットに軽やかさとくびれを付けたスタイルで重めのスタイルとは違い動きのあるスタイルになります。
そんな【ウルフカット】は他のスタイルとどう違うの?? という事で他のスタイルとの比較で説明していこうと思います。
他のスタイルとの比較
では、最近切ったスタイルでちょうど同じくらいの長さのお客様がいらっしゃいましたので写真を使って説明していきたいと思います。
まずは比較となるローレイヤースタイルのお客様から。
写真の様にローレイヤーのミディアムは重めのスタイルになります。
動きの出やすいポイントを毛先に近い位置に作る事で台形もしくはAラインと言われるように末広がりのようなシルエットになるのが特徴です。
髪もまとまりやすく『クセ毛』『ボリュームが出やすい』方などはこのスタイルにすると落ち着きやすくなります。柔らかく落ち着いた雰囲気のスタイルに仕上がります。
そしてこちらがハイレイヤーの【ウルフスタイル】
頭の高い位置から段差を入れる事で動きが出しやすいヘアスタイルになっています。トップのボリュームを出しやすいのと髪全体の動きを出しやすくなります。
アイロンなどでアレンジしても動きをつけやすく軽やかな動き演出したり顔周りにレイヤーを入れて顔の印象を補正したりもできます。
ウルフカットで変わるイメージ
では【ウルフカット】をすることで具体的にどのようなイメージに変身し雰囲気をコントロールして変身できるのでょう??
一つ一つ説明していきたいと思います。
変身と印象コントロールその1
【クールでカッコいい印象になる】
【ウルフカット】は重めなヘアスタイルよりも引き締まってシャープな印象になります。サイドのボリュームを絞りトップをフワッとさせやすいスタイルの為クールなスタイルやかっこいい印象に雰囲気を変化させることができます。
変身と印象コントロールその2
【レイヤーを入れる位置をコントロールする事でコンプレックスを解消する事もできる】
例えば、頬骨のあたりにレイヤーを作ったり、丸顔をボカすような位置にレイヤーを作る事で顔の見え方をコントロールしコンプレックスを解消する事が出来ます。
変身と印象コントロールその3
【ヘアアレンジした時の動き】
ヘアアイロンなどを使ってアレンジをする時レイヤー(段差)をつけてカットしているので様々な髪の動きを演出する事ができます。
重めのスタイル(ローレイヤー)と比べて【ウルフカット】(ハイレイヤー)で作ったシルエットは中間部分にも動きをつけやすいです。
自宅でヘアアイロンを使った時
- 『上手くカールがつかない』
- 『いつも同じ所にボリュームがたまる』
- 『トップはぺったんこなのに下だけ動きが出てしまう』
なんて方のお悩みも解消出来ます。
ウルフカットのデメリット
一見、いいことばかりに聞こえるハイレイヤーの【ウルフカット】ですが、重めのスタイルとは違い扱いづらくなってしまうポイントもあります。
問題点その1
【バランス考えなアカン問題】
【ウルフカット】の特徴はしっかりとしたレイヤー(段差)が入っている事。
基本的にどんな顔型の人にもその方の形に合わせてそのレイヤーを入れれば似合う髪にできるとはいえ、顔の形や頭の形のバランスをよく見ないで切ってしまうとバランスがおかしくなってしまう事もあります。
『写真のように切って下さい』とイメージを持っていってもその写真の人物と顔の形や頭の形、体長のバランスが違う場合は似合わなくなってしまう事もあります。
担当者とよくご相談の上どれくらいの長さ設定の【ウルフカット】にするかを決めた方が良いでしょう。
問題点その2
【寝癖つきやすくなったやんけ問題】
寝癖がつきやすいです。
なぜならレイヤーを入れて短い髪を表面に作る事で構成される【ウルフカット】には軽やかな動きを出しやすい反面、朝起きた時にしっかり寝癖がつく事も多くなります。
問題点その3
【キープ期間みじか問題】
スタイルが変化しやすい。
例えばローレイヤーで重めのスタイルなら3ヵ月放置しても長さが変わるだけでそこまでスタイルが崩れる事はそうそうありませんが(髪の量は増えるけど)【ウルフカット】(ハイレイヤー)で切った髪はちょうどいいポイントでレイヤーを入れたりしている事が多く、長さが変わると顔の見え方が変わります。
ですので変化しやすく2ヶ月程でスタイルを整える必要があります。
と言っても数週間で崩れるなんて事はないと思いますけど。
こんな人にオススメのスタイル
最後に【こんな方にオススメだ!】という方をピックアップしましたのでご参考までに。
- ○変化を好み美容室にいくのが好きという方。
- ○ヘアアイロンなどを使ってよくアレンジしたりファッション全般お洒落が好き。
- ○重めのスタイルは散々やったけど、コンプレックスの解消には繋がらなかったという方。
- ○新しい自分を発見したい方
記事まとめ
いかがでしたでしょう?
ざっくりと【ウルフカット】のいい所、悪い所などをご説明しました。
気になるポイントの解消だけでなくアレンジがしやすくファッション性の高いヘアスタイルである【ウルフカット】(ハイレイヤースタイル)は今現在のヘアスタイルに飽きてしまったという方にも変化をプレゼントできる素敵なヘアスタイルだと思います。
『なんだか最近気分が乗らない』そんな方はヘアスタイルをチェンジして気分をリフレッシュしてみてもいいかもしれませんね。
最後にもう一つ【ウルフカット】のもつメリットを。
高い位置にレイヤーを入れ毛量を減らすウルフカットは、
誰もがめんどくさく嫌だと感じているあの『ドライヤーの時間』を大幅に減らす事が出来ます。
ドライヤーの時間を短縮したいとお考えの方にもオススメです。
自分らしいヘアスタイルを見つけて毎日を快適に過ごされますよう、心から願っております。
この記事を読まれているアナタに合った新しいヘアスタイルを見つけるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまた。
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